追悼・樹木希林さん
女優の樹木希林さんが9月に鬼籍に入られました。
その頃偶然、「葵徳川三代」のDVDを見ていて思ったんです。
鬼気迫るこのシーン、もう出来ないんじゃないでしょうか?
と言うか、今の大河は「若いイケメンorかわいいだけの女優さん」を起用しているだけで、脚本も「見たいと思わせない」
作家が書いたものだし、セットや小道具、衣装がしょぼいしで見たくないんですもの。
「見て損した」気分になるのは、ご免蒙りたいんです。
この方、老け役をやっても不細工婆役をやっても隠せない魅力があるんですよ。
肌の張り艶が20歳前後のモデルちゃんのそれよりも綺麗ってこと。
独特の存在感とオーラ、迫力のある女優さんが亡くなったんだな、と思いましたね。
旦那さんの内田裕也さんとのやり取りを見て、
「内田さんより寧ろ、希林さんの方がロックでかっこいいじゃん」
と思うことしばしばでした。
かっこ良く生きた樹木希林さんに哀悼の意を捧げ、2018年を締め括りたいと思います。